UQ WiMAXの新商品の1つは、NECプラットフォームズ製のモバイルWi-Fiルータ「Speed Wi-Fi NEXT WX05」。理論値での下り通信速度が最大440Mbpsの高速通信を実現するほか、WiMAX 2+では初めて、送信出力を上げて通信品質を向上させる「WiMAXハイパワー」に対応し、通信速度の安定化が図られている。
2年契約の「UQ Flat ツープラス ギガ放題」契約時の端末価格はルータ単体で3800円、クレードルとのセットで6500円となり、11月8日の発売を予定している。
そしてもう1つは、同じくNECプラットフォームズ製の据え置き型ホームルータ「WiMAX HOME 01」。Speed Wi-Fi NEXT WX05と同様、下り最大440Mbpsの高速通信とWiMAXハイパワーに対応し、最大20台まで同時接続できるほか、コンセントに差すだけで利用でき、スマートフォンから簡単に設定できるなど、手軽に利用できることに力が入れられている。価格は「UQ Flat ツープラス ギガ放題」契約時で3800円となり、12月上旬の発売を予定している。
森重氏はWiMAX HOME 01の投入によって、「今までモバイルルータ市場に力を入れてきたが、固定ブロードバンドの代替市場にも力を入れていきたい」と説明。今後は据え置き型ルータの提供にも力を入れる方針を示している。
また最近、携帯電話各社を中心として20Gバイト以上の大容量プランが増えていることを受け、森重氏は「われわれはもともと元祖大容量とうたってきた。ウルトラ(大容量)市場にも乗り込んでいきたい」と回答。UQ mobileとUQ WiMAXのセットを「ウルトラギガMAX」とブランディングし、お得な料金で大容量通信が利用できることを訴求していきたいとしている。一方で両者のセット契約による割引に関しては「今のところ予定はない」とした。
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