Facebookからのページとアカウントの追放がまた増えた。
Facebookは米国時間10月23日、ブラジルのマーケティンググループ、Raposo Fernandes Associados(RFA)とつながりがある68のページと43のアカウントを、偽装とスパムを禁止するFacebookのポリシーに違反したとして削除したことを明らかにした。
RFAは偽装したページやアカウントを使い、大量のクリックベイトを投稿していた。Facebookのブログ投稿によると、多くは扇情的な政治コンテンツで、実際は広告業者のウェブサイトにユーザーを誘導するものだった。Facebookは、今回の削除が、ブラジルの選挙の妨害を防ぐために実施したさまざまな措置の一環だと述べた。
Facebookによると、今回の妨害は他のケースと同様、政治的主張にはあまり関係がなく、どちらかといえば営利目的の傾向が強いという。
Facebookはブログ投稿でこう述べた。「われわれはこれまで、スパム業者が多様な政治的姿勢にわたる扇情的な政治コンテンツの利用を増やしているのを見てきた。彼らはそうしてオーディエンスを構築し、自前のウェブサイトにトラフィックを呼び込み、サイト訪問者数に応じて金儲けをしている」
Facebookによると、InstagramとWhatsAppでは同様の悪用は見つかっていないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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