セブン銀行は10月15日、セブン銀行ATMにおいて、「Suica」や「ICOCA」など交通系電子マネー9種類と「楽天Edy」のチャージ・残高確認サービスを開始した。
サービスは、全国に設置する約2万4000台のセブン銀行ATM全てが対象。以前からATMに備えられている電子マネーリーダを活用する。チャージは1000円単位となり、交通系電子マネーでは最大2万円、楽天Edyでは最大5万円(1回のチャージでは2万5000円)までチャージが可能だ。チャージは駅の券売機などと同様、おつりが発生する金額にも対応。同日より、これまではおつり対応ができなかった「nanaco」へのチャージでも、おつりに対応する。
交通系電子マネーは、もちろん駅でもチャージが可能だ。では、なぜセブン銀行は電子マネーのチャージサービスに参入したのか。セブン銀行の担当者は、「交通機関のみならず、街中における交通系電子マネーの利用が増えているため」と語った。ATMをさまざまな人に使ってもらいたいとするセブン銀行は、この利用動向の変化に対応するため、今回のサービス導入に踏み切った。通勤時間帯や昼休みなどでの街中での買い物前や、深夜のタクシー利用前などでのサービス利用を想定しているという。
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