市場調査会社のGartnerが米国時間10月10日に発表した速報値によると、PCメーカーは2018年第3四半期、前年同期比0.1%増の6720万台を出荷したという。第2四半期は出荷台数が1.4%増加したが(6年間で初めての増加)、第3四半期は全体的に横ばいだった。
消費者からの需要は依然として低調だったが、好調な企業向け販売が市場全体を支えた。
Gartnerの主席アナリストの北川美佳子氏はプレスリリースの中で、「堅調な法人向けPC需要が引き続きPC市場をけん引した。この需要をけん引したのは『Windows 10』PCハードウェアのアップグレードだ。Windows 10のアップグレードサイクルは2020年まで継続し、その後、アップグレードの需要は減少するとわれわれはみている」と述べた。
レノボが23.6%の市場シェアでトップを保持した。これは前年同期の21.4%からの増加となる。HPは21.8%で2位、続いてDellが16%で3位となった。
トップ3が市場シェアを拡大する一方で、AppleとAcerはシェアを下げた。Appleは7.3%で4位、Acerは6.1%で5位となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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