古河市、一般社団法人茨城県古民家再生協会、ホームアウェイ、楽天LIFULL STAYの4者は10月9日、「古河市における歴史的建築物活用に関する協力協定」を締結したと発表した。古民家の活用を促進し、観光産業の活性化を目指す。
4者は(1)歴史的建築物の情報共有に関すること、(2)歴史的建築物の保存・活用に関すること、(3)歴史的建築物を活用した観光振興に関すること、(4)歴史的建築物を活用した地域活性化に関すること、などについて連携、協力していく。具体的には、古河市における古民家や歴史的建築物をバケーションレンタル用の宿泊施設として活用するほか、国内外の旅行客に向けて古民家や地域の魅力を発信し、長期滞在を促す計画だ。
活用第1弾として、古河市恩名に所在する築144年の物件を、2020年を目途にバケーションレンタル用に改装し、宿泊施設として運用する予定。古河市と茨城県古民家再生協会が物件情報を提供し、楽天LIFULL STAYが開業までのサポートや施設の運用代行を担い、ホームアウェイと楽天LIFULL STAYが共同で集客などのマーケティングを受け持つ。
今回の協定を通じて4者は、さまざまなインバウンド需要にも対応しつつ、古河市の古民家をはじめとする歴史的建築物の活用を積極的に推進していく。
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