◇WILLY(ウィリー)-WILLYがあなたをどこかへ連れていきます
外に出たい気持ちはあるがおっくうになりがちな人のための、“外に出る”ことをサポートするプロジェクト。スマホ、HoloLens(ホロレンズ)、Pepper、WHILLなど、さまざまな機器の間をコンシェルジュキャラクターの「エイリー君」が“憑依”し、それぞれの立場から外出を促す。エージェントがPepperに乗り移り、「今すぐ起きてHoloLensをかぶれ」と人間に指示し、HoloLensとWHILLに憑依したエイリー君が、やかましく外出を促す。
◇ WHILL Model Buddha(ウィル モデル ブッダ)
WHILL Model A、WHILL Model Cに続く新コンセプト、「WHILL Model Buddha」。「寺」というキーワードから生まれた、今回唯一のプログラミングをともなわないプロジェクト。座る位置を通常より30cm高くし、錫杖を模したコントローラー(通称:錫杖コン)で操作する。操作者は、より天上人に近い視座を得られるという。このプロジェクトによって焚かれた線香のおかげで、ハッカソン後半はずっと会場内がありがたい香りに包まれていた。
ハッカソンの最後には全チームによるプレゼンとデモが行われ、参加者投票によって最優秀賞が決定。また、実際のWHILLユーザーによる特別賞が選ばれた。今回の最優秀賞はSHI-RIDER、Model Buddha、Alexaが同率一位を獲得。また、特別賞は東京盆踊り2018が受賞した。
参加者からは、「これまで、WHILLには車椅子のイメージがあったが、今回のプロジェクトは車椅子という固定概念から離れて、室内でもジェットコースター体験ができるなど、新しい使われ方をしていて新鮮だった」「ジョイスティックの操作量など、必要なデータは提供しているので、直感的にコンピューターから操作できてハックしやすい」などの声が聞かれた。
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