PCでゲームをする場合、キーボードとマウスだけでプレイする人もいれば、シューティングゲームやレーシングゲーム、フライトシミュレータといったゲームの種類に合わせて専用の操作デバイスを使う人もいるだろう。多彩な操作や素早い反応が必要とされるゲームだと、両手にさまざまな動きが要求され、難易度が上がる。
そんなとき、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中の「Tilted」を導入すれば、頭の動きも操作に利用できて便利だ。
Tiltedは、ヘッドホンのヘアバンド上部に装着して使う、PCゲーム用の入力デバイス。内蔵センサが頭の動きを捉え、ゲーム操作に反映させてくれる。PCとは無線接続するので、ケーブルに動きが邪魔されることはない。
頭の動きと操作との関係は、設定用ソフトでカスタマイズする。頭を傾けたり下げたりといった動作を、最大8種類のゲームコマンドに割り当てられる。動作に対する感度などの調整も可能。
基本的には頭の動きをジェスチャー化するデバイスだが、アイデア次第で無線対応の自作ジョイスティックなどとしても利用できるだろう。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月1日まで。記事執筆時点(日本時間10月4日17時)でキャンペーン期間は28日残っているが、すでに目標金額1万5000ドル(約171万円)を大きく上回る約2万1000ドル(約240万円)の資金を集めている。
Tiltedの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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