肩に乗せて音楽を聴くタイプのBluetoothスピーカなどニッチなデバイスで大きな需要は見込めないと予想していたのだが、ソニーの「SRS-WS1」を皮切りに、ボーズ「SoundWear Companion speaker」、JBL「SOUNDGEAR」など、大手メーカーから続々と製品が登場した。ある程度の音漏れが許される環境であれば、ウェアラブルスピーカは便利なデバイスなのだろう。
そこで今回は、スポーツなど激しい動きをするシーンでも利用可能な肩乗せスピーカ「MobileMan S1」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
MobileMan S1は、肩に乗せてから背中側のストラップで締めて装着するBluetoothスピーカ。体にしっかり固定できるので、激しく動いてもずれることがなく、体の動きも妨げられず、スポーツをする際に最適だ。山登りやハイキングで使えば、クマよけとしても機能する。マイクも内蔵しており、ハンズフリー通話にも利用可能。
耳をふさがれず周囲の音が聞こえるため、後ろから近づく自転車や自動車、ほかの人に気付かず衝突してしまう、という危険がない。手もふさがないので、いざという時に自由に使えて安全だ。
アウトドア使用を想定し、ある程度の防水性を備えているという。バッテリ駆動時間は、中程度の音量だと8時間から10時間、最大音量だと5時間。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月3日まで。目標金額の5万ドル(約564万円)に対し、記事執筆時点(日本時間9月27日11時)で集まった資金はまだ699ドル(約7万9000円)。キャンペーン期間はあと37日ある。
MobileMan S1の紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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