Mozillaは米国時間10月2日、軽量モバイルブラウザである「Firefox Focus」をアップデートした。
Focusはページ読み込みの高速化を妨げる余計な機能を省いたブラウザであり、広告トラッカーのブロックやブラウジング履歴を保存しないことによるユーザープライバシーの強化を目的としていた。最初に「Android」版が登場したとき、FocusはGoogleのレンダリングエンジンを使っていたが、このたびのアップデートでMozilla自身の「Gecko」エンジンベースとなった。Mozillaによると、「Firefox Quantum」での改良を共有することが狙いだという。
新しいFocusは、ユーザーがアドレスバーへの入力を開始すると検索エンジンからの提案が表示される機能を備えるとブログには書かれており、その機能性は一般のブラウザに少し近づいている。もっとも、プライバシーへの配慮から、デフォルトではこの機能は無効化されている。
今回のアップデートで、Focusのアイコンも新しいモバイルOS(GoogleのAndroidとAppleの「iOS」)と調和するものに刷新された。iOS版では、Siriショートカットのサポートも追加されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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