香港貿易発展局が主催する、世界最大級のマーケットプレイス「香港エレクトロニクスフェア(秋)」「エレクトロニック・アジア」が、10月13日~10月16日まで香港コンベンション&エキシビションセンターで開催される。
世界中から4300社以上が出展する世界最大級のマーケットプレイスに、インテリジェント製品やスタートアップ関連の新規事業アイデア、電子部品などが展示される。
2017年は、両フェアで139カ国・地域から8万6000人以上が来場。多くのバイヤーが訪れるこのフェアは出展者にとっても大きなビジネスチャンスがある。
さまざまな製品が集まる展示会といえば、毎年1月にラスベガスで開催される家電見本市「CES(International Consumer Electronics Show)」が有名だが、最先端のいわばコンセプトモデル的な製品が多く展示されるCESに対し、「さらにそれを具現化したプロトタイプが登場するのも香港エレクトロニクスフェアの面白さのひとつ」と香港貿易発展局は説明する。
今回は、Tech Hallでハイテク製品を3D Printing、Robotics & UnmannedTech、Smart Tech、Virtual Reality、Startupの5つのゾーンに分けて展示する。
特に、創業から3年以内の企業に限られる、Startupゾーンでは、約110の国際的な新興企業が出展。アプリ、スマートホーム製品、ウェアラブルエレクトロニクス、IoT、健康機器などの製品を紹介する。香港の政府はスタートアップの育成に力を入れており、香港と海外を含め、約100社の出展を予定しているという。また、同時開催のエレクトロニック・アジアは、電子部品や製造技術などの展示が行われる。
11月1日にはホテルニューオータニ東京にて、企業リーダーらを対象にした、「Think Global Think Hong Kong 2018 国際化へのパートナー:香港」シンポジウムを開催する。
香港政府トップのキャリー・ラム行政長官が初来日するほか、「香港を拠点としてアジアで成功を収める海外企業」として、日清食品ホールディングス 代表取締役社長 CEOの安藤宏基氏や三菱東京UFJ銀行頭取の三毛兼承氏らが登壇する予定だ。
日本は、香港に拠点を持つ外資系企業のうち、日系企業は国・地域別で最多という。そうした背景を踏まえ「中国・アセアン市場とその攻略法」「日本企業のための法的リスク管理」といったセッションも予定している。申し込みはウェブサイトから行える。
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