Twitterは9月24日、ポリシーを作成するにあたり、ユーザーからの意見を取り入れる新たなプロセスを発表した。今回、人間性を否定する項目を「暴言や脅迫、差別的言動に対するTwitterのポリシー」に含めるか検討する。
同社はブログで、「人間性を否定し人間以下に扱う会話は、暴力を正常化することを含め、Twitterのサービス外に悪影響を与える可能性がある」とし、Twitterのポリシー(差別的言動: 属性を理由とした他者への攻撃、人種、民族、出身地、信仰している宗教、性的指向、性別、性同一性、年齢、障碍、深刻な疾患)において、Twitterのルールに違反してなくとも、ユーザーが嫌がらせと感じるツイートに対処することは、会話の健全性を高める取り組みの一つとしている。
今回の変更では、直接のターゲットを含まない場合でも、特定の集団におけるメンバーの誰かの人間性を否定することは、暴言や脅迫、差別的言動に対するTwitterポリシーに含めるという。同社では、「多くの学者が人間性の否定と暴力の関係を認めている」とし、グローバルな視点に配慮し、このポリシーが異なる文化やコミュニティにどのように影響するかを確認すべく、ユーザーからの意見を集めている。
人間性の否定は、人が人間の本質を否定されたときや、人間性を否定されたときに生じることがあるという。Twitterでは「人間性の否定」の定義として、「他人を人間以下に扱う言葉」を挙げており、「例えば、集団を動物やウイルスに例えたり、集団を性別で分類したりする場合など」としている。
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