Appleは米国時間9月12日、販売価格349ドル(約3万9000円)のスマートスピーカ「HomePod」(日本では未発売)の複数の機能がアップデートされると明らかにした。新機能はすべて9月17日から使用可能になる。その内容は次の通りだ。
- 複数のタイマーをセットする:HomePodがさまざまなタスクを並行して行いたいユーザーの手助けをする。これにより、例えばポットローストの調理時間とクッキーを焼く時間を、「Siri」に頼んで別々のタイマーでセットすることが可能になる。
- 電話をかけたり受けたりする:Siriに頼むと、連絡先に登録している人や特定の番号に電話をかけられるようになる。また、かかってきた電話に出られなかったときに、「誰から電話があったの?」とSiriに尋ねることも可能だ。
- 「iPhone」や他のアップル製デバイスを探す:自宅のどこかに置き忘れたアップル製デバイスを、HomePodから探せるようになる。
- 歌詞から曲を探す:Appleの説明によると、今回のアップデートにより、「…(歌詞の内容)という曲をかけて」とSiriに頼めるようになるという。
- Siriのショートカットを使う:ショートカットのサポート開始により、HomePodからさまざまなアプリを利用可能になり、自分のスマートスピーカをカスタマイズできる幅が広がった。例えば、HomePodに向かって「Hey Siri、ムービーナイトだよ」と声をかけると、「HomeKit」対応のスマートライトを調整し、ピザを注文するといった、夜の映画鑑賞に関連する動作を一度に行うルーティンを起動できるようになる。
提供:Andrew Hoyle/CNET
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。