Microsoftは米国時間9月12日、「Skype SMS Connect」という新機能のプレビューを開始した。ユーザーはこの機能を用いることで、「Android」搭載スマートフォンに送られてきたSMSメッセージの受信や返信を、デスクトップ上の「Skype」アプリから行えるようになる。
この機能は現在のところ、最新の「Skype Insider Preview」版を実行している場合にのみ利用可能で、「macOS」や「Windows」が稼働するPCと、Android搭載スマートフォンをペアリングしておく必要がある。また、デスクトップアプリとモバイルアプリの双方が、Skype Insidersビルド上で実行されていなければならない。この状態で、PCとAndroid搭載機器をペアリングすれば、PCから新たなSMSの送信や受信が可能となる。
SMS Connectによりユーザーは、1対1、およびグループでのSMSによる会話や、MMSによる写真や動画の受信が可能になるとともに、新たな会話も開始できるようになる。
この機能は「Android 8.3」以降が稼働するスマートフォンで利用可能だ。
Microsoftは、SMS Connectが「デスクトップのみのエクスペリエンス」であるとしたうえで、SMSの会話を見るにはAndroid上のデフォルトのメッセージアプリを使用するよう推奨している。
とは言うもののSkypeの開発チームは、今後のインサイダー向けビルドにおいてさまざまな改善を実現しようと取り組んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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