フェンリル、デザイン経営とデジタル戦略領域のコンサルティングに参入

 多数の企業アプリ開発実績を持つフェンリルは9月13日、デザイン経営とデジタル戦略を支援する新規事業部「BX」を設立したと発表した。


 BXでは、スマートフォンアプリのデザインと開発で国内トップクラスの実績を軸に、企業経営やマーケティングの領域まで含めたワンストップのコンサルティングサービスを提供するという。

 BXはビジネス(B)と未知数(X)を掛け合わせた造語。「未知なる仕事に、挑む」という決意が込められているという。売上高として2021年度に15億円を目標に掲げており、顧客企業と社会のデジタル変革の実現、社会課題の解決への貢献を目指すとしている。

 新規事業部が発足した背景には、顧客企業のニーズの変化があるという。10年間で400社600本に上るアプリのデザインと開発を手がけてきた同社では、優れたUI、UX(ユーザー体験)、CX(顧客体験)、EX(従業員体験)を追求する過程において、「アプリだけでなくサービスそのものの設計をしてほしい」「コンサルティング会社では机上の空論になりがちなため、デザインや開発まで見据えたサービスを提供してほしい」「マーケティングや広告活動をトータルで支援してほしい」といった要望が次第に増えてきたという。


 そこで、コンサルティング、ICT(情報通信技術)、クリエイティブの各分野に精通したプロフェッショナルを一堂に集め、首尾一貫したサービスを提供できる体制を整えた。

 さらにBXは、ReproやtoBeマーケティング、エクスチュアなど、高度な専門性を有するパートナー企業や優秀なコンサルタント、クリエイター、テクノロジストと協業し、MAやソーシャルリスニング、統計解析、AI、RPAなど、幅広い分野のデジタル関連サービスをメニューに加える予定だという。

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