ウェブブラウザ「Sleipnir(スレイプニール)」で知られるフェンリル。実は同社はアプリ開発でも高い実績を持つ。9月12日、同社はアプリ開発本数が500本を超えたことを発表した。取引企業数は300社におよぶという。
フェンリルは、日本にiPhoneが上陸した2008年にiPhoneアプリ開発事業に参入。2009年1月には同社初の共同開発アプリを発表し、App Storeで1位を獲得した。その後も、デザイン力の高さを強みに、大手企業などと数多くのアプリを共同開発してきたという。
同社では、アプリの見た目の美しさだけでなく、ユーザーの利用シーンに即した機能性や、気持ちの良い画面遷移などにこだわっているそうだ。企画段階からデザイナーが中心となりクライアントとともにアプリの内容を検討。エンジニアの実装段階では、実際に使いながらピクセル単位で表示位置を調整したり、ミリ秒単位でアニメーションを調整したりしているという。
これまでに、エポスカード会員向けの公式アプリや、大成建設の現場監督や作業員向けの業務アプリ「Field Pad」、ドワンゴの音楽再生に特化したニコニコ動画プレイヤー「NicoBoX」、カシオ計算機のAndroid Wear「Smart Outdoor Watch WSD-F10」向けツールアプリ、三菱電機の気になるスポット情報を指定のカーナビに表示できる「スマホDEメモ」、インテリジェンスの転職・求人情報アプリ「meeta」、東京ガスのガス復帰操作などをすばやく確認できる「ガスメータ復帰」、IIJのワンタイムパスワードを生成・表示するアプリ「IIJ SmartKey」などを開発しているという。
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