4つの高音質技術を取り込んだ新「ウォークマンA」--アナログレコードの音再現も

 ソニーは9月5日、「ウォークマン A」に、4つの高音質化技術とスマホ連動機能を採用した「ウォークマン A50」シリーズを発表した。16~64Gバイトモデルまで5モデルをラインアップする。

ペールゴールド、グレイッシュブラック、ムーンリットブルー、トワイライトレッド、ホライズングリーンの5色展開
ペールゴールド、グレイッシュブラック、ムーンリットブルー、トワイライトレッド、ホライズングリーンの5色展開
「ウォークマン NW-A50」シリーズ
「ウォークマン NW-A50」シリーズ

 音楽専用再生機としての高音質再生を追求し、4つの新技術を採用。ボディに押し出し材からの削り出しアルミキャビネットを採用したほか、基板とバッテリ線材の接続部分に金入りの高音質無鉛はんだを用いることで、剛性と雑味のない透明感のある音質再生を実現した。

 圧縮音源を高解像度音源に自動でアップスケーリングする独自の高音質技術である「DSEE HX」は、AIによる曲のタイプを自動で判別する技術により、高音域の補完性能を向上。加えて、アナログレコードの音を再現する「バイナルプロセッサー」をDSP技術で再現することで、温かみのある音を再生できるとしている。

 本体にはBluetoothを備え、LDAC、AAC、SBCに対応。ヘッドホンとの接続は有線になるが、スマートフォンとBluetooth接続することで、ウォークマン本体の高音質技術「S-Master HX」、DSEEを使った音質再生も可能だ。

 本体サイズは高さ97.3mm×幅55.7mm×奥行き10.8mmで、重量約99g。microSDカードスロットを1つ備える。

 16、32、64Gバイトのメモリ容量ラインアップをそろえ、16Gバイトモデルにはイヤホンのありなしが選べるほか、Bluetoothイヤホン「WI-H700」を同梱した「NW-A55WI」(想定税別価格:4万円前後)も用意。64Gバイトモデルはイヤホンなしのモデルのみとなる。

  • NW-A57(メモリ容量:64GB、ヘッドホン非同梱、想定税別価格:3万7000円前後)
  • NW-A56HN(メモリ容量:32GB、ヘッドホン同梱、想定税別価格:3万4000円前後)
  • NW-A55HN(メモリ容量:16GB、ヘッドホン同梱、想定税別価格:2万9000円前後)
  • NW-A55(メモリ容量:16GB、ヘッドホン非同梱、想定税別価格:2万2000円前後)
ブラインドタッチがしやすい独立ボタンを採用した
ブラインドタッチがしやすい独立ボタンを採用した
ラウンド形状のエッジを採用することで、薄く感じるデザインにしているという
ラウンド形状のエッジを採用することで、薄く感じるデザインにしているという

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]