Appleは米国時間8月30日の朝、ラッキーな少数の人々に向けて、9月12日(水)にApple Parkキャンパスで開催するイベントの公式招待状を送付した。われわれはかねてから、そのイベントが9月12日になると予測していた。本記事では、われわれがどのようにしてこの日付を予測したのかについて解説する。なお、同イベントにおいて発表されるとわれわれが予想している製品についての記事(新型「iPhone」や新型「Apple Watch」のほか、「iOS 12」や「macOS Mojave」のリリース日などの情報)にも目を通してほしい。また、「AirPower」について耳にしたことがあるだろうか?おそらくこれもついに実物が披露されるのではないかとわれわれは期待している。
米国のレイバーデー、つまり9月の第1月曜日直前に招待状を送付するというのはAppleの場合、珍しい話ではない。2017年も8月末の木曜日に招待状を送付している。
発表日や販売開始日については裏付けや正確な情報が得られていなかったものの、ここ数年にAppleが選んできた日付を見ることで、2018年において確率の高い日付を推定できるだけの一貫したスケジュールが見えてくる。
米国では、9月の第1月曜日がレイバーデーと定められている。過去6年を見てみると、レイバーデーが9月3日以前となる場合、Appleはその翌週にiPhoneを発表している。そして2015年と2016年のように、レイバーデーが9月5日以降となる場合、同社は次の水曜日(レイバーデーの2日後)に発表を行っている。
2018年の場合、レイバーデーは9月3日の月曜日だ。このため、Appleが近年のパターンに従うならば、次の週の火曜日か水曜日、つまり9月11日か9月12日に新型iPhoneを発表するはずだ。また、(「iPhone X」や「iPhone SE」といった特殊なiPhoneは別にして)新型iPhoneが店頭に並ぶのはその発表から1週間半後というのが通例だという点を考慮しても、この日付は矛盾がない。直近の6年を見ると、新型iPhoneの発売開始日は9月第3週の金曜日になっている。以下の表を見てもらいたい。
iPhoneのモデルと発売年 | 発表日 | 販売開始日 |
---|---|---|
iPhone 8/8 Plus (2017年) | 9月12日(火) | 9月22日(金) |
iPhone 7/7 Plus (2016年) | 9月7日(水) | 9月16日(金) |
iPhone 6s/6s Plus (2015年) | 9月9日(水) | 9月25日(金) |
iPhone 6/6 Plus (2014年) | 9月9日(火) | 9月19日(金) |
iPhone 5s (2013年) | 9月10日(火) | 9月20日(金) |
iPhone 5 (2012年) | 9月12日(水) | 9月21日(金) |
このため、9月21日に店頭販売が開始されるとした場合、発表はやはり9月11日か12日となる。そして、そのいずれの日かと尋ねられれば、筆者は9月12日と答えるだろう。その理由は、2017年に新型iPhoneが発表された、そして2012年に「iPhone 5」が発表された時の日付と同じであるためだ。さらに、9月11日に毎年繰り返されるニュースのことを考えた場合、同日を避けるだけの十分な理由があるはずだ。
これらが、2018年の新型iPhoneは9月12日の水曜日に発表され、9月21日の金曜日に販売が開始されると筆者が予測した理由だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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