YouTubeはサイトを通して簡単に慈善活動に寄付できるようにするための新しい機能群「YouTube Giving」を発表した。
ブログで発表されたこれらの追加機能には、寄付やマッチング寄付を募るツールのベータ版や、2017年に追加されたクリエイター支援機能「Super Chat」から派生した「Super Chat for Good」が含まれる。
まず、「Fundraiser」機能を利用することで、クリエーターや非営利団体は動画やライブストリームに「Donate」(寄付)ボタンを埋め込み、YouTubeに決済処理などをしてもらうことが可能になる。非営利の動物救助団体Hope For Pawsがこの機能を使った募金活動をしている。
また共同で資金を集めたいと考えているクリエーターたちのために、YouTubeの「Community Fundraisers」は複数のクリエーターの動画に同時に表示され、集まった寄付金の総額を表示する。小児病院のSt. Jude Children’s Research Hospitalがゲームクリエイター達と組み、小児がんと戦うためにこの機能を使った募金活動をしている。
YouTubeは「Campaign Matching」という機能も追加した。これにより、クリエイターや企業は、集まった金額に同額を上乗せしたマッチング寄付をすることをFundraiser内で表明できるようになる。この機能は数週間以内に公開される予定だ。
ライブ配信の参加者が料金を支払ってクリエイターへのコメントを固定表示できるSuper Chatから派生した「for Good」では、購入金額の100%がそのクリエイターの選んだ運動に寄付される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?