アパレルブランドのDieselがスマートウォッチの新製品「Diesel On Full Guard 2.5」を発表した。
Dieselが2017年に初めてリリースした、GoogleのウェアラブルOS搭載スマートウォッチ「Diesel On Full Guard」は、スマートウォッチ製品の目玉となる高度なフィットネス機能を備えていなかった。
だが、10月に発売予定の新モデルではこの点が改善されている。この新型スマートウォッチは、発表されたばかりのSkagenの「Falster 2」と同じように、心拍数測定、GPS、NFC決済、急速充電といった機能や、3気圧対応の防水性能を備え、旧バージョンから強化されている(SkagenとDieselは、どちらもFossil Group傘下のブランドだ)。ドイツのベルリンで開催される国際家電見本市、IFA 2018に先立ち発表された。
Googleは、「Apple Watch」やFitbitといったライバルに追いつこうと、ウェアラブル製品向けOS「Wear OS」のデザインを刷新しており、これを受けてフィットネス機能が強化されたスマートウォッチが9月半ばから続々と登場する見込みだ。Qualcommが9月10日に開催するスマートウォッチ関連イベントでは、性能が強化された新しいプロセッサが発表されるとみられる。これにより、次世代のWear OSウォッチがさらに数多く発表されることになるだろう。
ただし、Diesel On Full Guard 2.5に搭載されるのは、旧型の「Snapdragon Wear 2100」だ。それでも、先ごろ発表されたSkagenのウォッチやカシオの次期Wear OSウォッチと同じく、フィットネス関連の機能を本格的に取り揃えた製品になりそうだ。
Diesel On Full Guard 2.5は、スリムなFalster 2と比べるとかなりサイズが大きい。ステンレス製のボディは47x55mmで、ディスプレイは1.39インチとなっている(サムスン製品の「Galaxy Watch」で最も大きなモデルでも、サイズは46mm、ディスプレイは1.3インチだ)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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