VAIOは8月30日、カラーリングにこだわった「VAIO S11 RED EDITION」の販売を開始した。ソニーマーケティングが取り扱う個人向けカスタマイズモデル(VJS1121シリーズ)の市場想定価格は19万6800円(税別)〜、法人向けモデル(VJS1121シリーズ)は、20万1800円〜(税別)。VAIOが販売する個人向けのSIMバンドルパッケージ(VJS1128シリーズ:VAIOストア パソコン3年あんしんサポート付属)が21万9800円(税別)から。いずれも最速お届け日は9月14日。
1月に発売した「ALL BLACK EDITION」に並ぶSPECIAL EDITIONで、プロセッサはインテル Core i7-8550Uプロセッサを採用している。カラーによる価格差は、ALL BLACK EDITION+1万円。通常のS11と同じスペックで比較すると+1万5000円という。なお、12月末までの期間限定販売だ。ただし、手間をかけたプレミアムモデルのため、非公開ながら数量限定となっており、予定よりも早く販売が終了することがあるとしている。
VAIO S11 RED EDITIONの特長は、なんといっても艶やかな天板だ。1層目にピンクカラーのメタリック塗装で輝きを作り、その上に透過する赤塗料を重ね塗りすることで深みのある赤を実現。さらに3層目の光沢UVコーティングを行うことで、高級感のあるツヤ感を出しながら、傷の付きにくい仕上げをしている。
パームレスト部分には、アルマイト染色のフラットアルミパームレストを使用。深みを出すために、特殊な液体で長時間の化学研磨によって光沢を高め、通常の倍の時間をかけた染色時間で濃く色付けた。そうして、天板の赤に負けない深みと光輝性を兼ね備えた赤を実現したという。
また、全体としてはRED×BLACKのカラーをコンセプトとし、背面のオーナメントや専用のツートンカラーのパッケージなどにもこだわった。ターゲットはVAIOファンの35〜50代の男性だ。ソニー時代にリリースした2013年のred edition以来となるカラーで、背景として再び望む声もあったという。今回は「派手すぎない頃合いで使ってもらえる赤」と説明している。
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