今の時代、ニュースは絶えず不安をあおる情報源になりがちだが、Googleは必ずしもその通りでなくていいと考えているようだ。
Googleは、同社の音声アシスタント向けに、「Tell me something good」(いい話を聞かせて)という実験的な新機能をリリースした。ユーザーがこれを試すには、スマートフォンの「Googleアシスタント」やスマートスピーカ「Google Home」に、「Tell me something good」と頼むといい。音声アシスタントはこれに応え、いい気分になる最近のニュース記事の要約を聞かせてくれる。
この機能は、今のところ米国のみで利用できる。
Googleによると、提供される記事は、世界にとって良いことや進歩につながることをしている人を取り上げたもので、たまたま施した親切な行為よりも、意義深い行いを対象にするという。
いいニュースの選別は、無党派の非営利団体Solutions Journalism Networkが担う。同団体は、広範なニュース機関が配信する記事の中から、ポジティブなニュースを選び出している。
So proud of @soljourno crew for this: Just tell your Google Home/Assistant, "tell me something good,” & it will draw from our archive of vetted stories on responses to social problems. And don't worry--"good" doesn't mean reductive. You’ll feel legit smarter about social change.
— Courtney Martin (@courtwrites) 2018年8月21日
Googleは発表の中で、短い動画を使ってこの新機能を説明している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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