教育版「Minecraft」が「iPad」に対応、9月リリースへ

Marrian Zhou (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年08月21日 09時15分

 Microsoftは米国時間8月20日、「Minecraft: Education Edition」の「iPad」版を9月にリリースすると述べた。

 Minecraft: Education Editionは、高い人気を誇るビデオゲームの教育版で、これまでは「Windows 10」と「macOS」を搭載する端末上で提供され、科学、技術、工学、数学(STEM)から言語、歴史、芸術にいたるまで、教育機関におけるあらゆる分野の学習を支援している。現時点で、115カ国で3500万人の教育者と学生が同プログラムのライセンスを所有していると、Minecraftを保有するMicrosoftはプレスリリースで述べた。

 学生はiPad上で、カメラやポートフォリオ機能によって、歴史的建造物を建築したり、サンゴ礁の間を泳いだり、化学の実験をしたり、学習内容を文書に記録したりできるようになるとMicrosoftは述べた。

 Minecraftは、2011年に「iPhone」とiPad向けにリリースされた。Microsoftが2014年に、Minecraftの開発元であるMojangを25億ドルで買収するよりも前のことだ。サンドボックス型のビデオゲームであるMinecraftは、AppleのApp Storeで上位有料アプリにランクインし続けている。

 Minecraft Education担当ゼネラルマネージャーのDeirdre Quarnstrom氏は電子メールで以下のようにコメントした。「われわれの目標は、Minecraftを利用するすべての教育者と学習者に、没入型学習と創造的探究のためのプラットフォームを提供することだ。多くの既存顧客から、さまざまな端末を学生とともに使用しているとの情報が寄せられているので、多くの学生や教育者が既に使用しているプラットフォームへとMinecraft: Education Editionの提供範囲を拡大することをうれしく思う」

Minecraft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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