Twitterが、陰謀論ウェブサイト「Infowars」の創設者で有名人であるAlex Jones氏のアカウントの主要機能を凍結した。同氏がさらなるTwitterのポリシーに違反したことを受けたもの。
Twitterは米国時間8月14日、Jones氏のアカウントを7日間、閲覧のみ可能な状態にしたことを認めた。つまり同氏は今でもTwitterの投稿を閲覧できるが、ツイートやリツイート、投稿への「いいね」で他のユーザーと交流することはできないということだ。Twitterによると、Jones氏はさらに、攻撃的なツイートの削除も求められているというが、具体的にどのツイートを指すのかは今のところ不明だ。
およそ1週間前、TwitterはJones氏に対する取り締まりを開始し、同氏やInfowarsによる複数のツイートや動画を削除していた。
Facebook、Google傘下のYouTube、Apple、Pinterest、LinkedIn、Vimeo、Spotifyといったシリコンバレーの大手企業は既にInfowarsを自社プラットフォームから排除している。こうした企業らは、ヘイトスピーチを許容することはないとしており、Jones氏のInfowarsは自社のコミュニティスタンダードやガイドラインに違反したとしている。
Twitterは当初、Infowarsのコンテンツを削除するよう求める声に応じず、Infowarsは同社のルールに違反していないとしていた。
Jones氏はコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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