陰謀論者として知られるAlex Jones氏がインターネットから急速に姿を消しつつある。ただし、ウェブ上には同氏のウェブサイト「InfoWars」につながるコンテンツがまだいくつか残っている。
米国時間8月6日には、新たにPinterest、LinkedInがInfoWarsのコンテンツを削除するプラットフォームに加わった。同陰謀論サイトのアカウントに多くのユーザーから通報が寄せられたことを受けての措置だ。
すでにApple、Facebook、Google傘下のYouTube、Spotifyのテック大手4社が、Jones氏の悪名高い陰謀論メディアサイトInfoWarsに厳しい措置をとっている。Appleは5日、InfoWarsが制作した6件のポッドキャストのうち5件を削除したことを認めた。Spotifyも6日、Jones氏に関連するポッドキャストを削除した。
Jones氏は、2001年に約3000人の死者を出した米同時多発テロ事件や、2012年に生徒と職員26人が死亡したコネチカット州のサンディフック小学校銃乱射事件などの悲劇的な事件について、事実ではない陰謀論を拡散しているとして広く批判されている。
その一方で、InfoWarsのアプリはいまだ「iOS」向け「App Store」および「Google Play」の両アプリストアで配信されている。また、Instagram、Twitterでは、InfoWarsのアカウントがまだ生きている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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