レノボは、確立されたモバイルワークステーションシリーズとして「ThinkPad P」を擁する。しかし、薄型の2-in-1モデルでは、HPの「ZBook」やDellの「Precision」に後れをとっているとみられ、最軽量モデルでも約2kgだ。
製品発表に関しても、HPとDellが2018年に入って発表した軽量コンバーチブルモデルは、そろそろ発売され始めている。一方のレノボは、コンバーチブル型の「ThinkPad P40 Yoga」を、なぜか2015年の発売以来アップデートしていなかった。そんな同社がついに、ウルトラポータブルモデルとして「ThinkPad P1」を発表した。
ThinkPad P1は米国で8月末に発売予定で、価格は1949ドル(約21万6000円)から。
Adobe RGB色域を100%再現する、400ニトの4K Ultra HDタッチディスプレイを装備するオプションを提供するにもかかわらず、15インチのThinkPad P1はデザインのプロよりも、CAD/CAM/CAEをターゲットとしているようだ。ArcGIS、AutoCAD、CATIA、Creo、Inventor、Microstation、NX、PDMS、Revit、Solid Edge、SolidWorks、Vectorworksの認証を得た状態で発売される。
主な仕様は以下の通り。
Lenovoはこれに加えて、主力製品である17インチ「ThinkPad P71」のコンポーネントを向上させた「ThinkPad P72」も発表した。こちらはIntelの第8世代「Core」または「Xeon」プロセッサ、NVIDIAの「Quadro P5200」GPU、最大128Gバイトのメモリ、最大16GバイトのIntel「Optane」メモリ、最大6テラバイトのストレージなどを搭載する。
価格は1799ドル(約19万9000円)からで、こちらも8月末に発売予定。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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