レノボ・ジャパンは11月17日、モバイルワークステーション「ThinkPad P70、P50」とビジネス向けデスクトップPC「ThinkCentre Mシリーズ」を発表した。
ThinkPad Pシリーズは、インテル Xeonプロセッサ E3-1500M v5ファミリーを搭載したモバイルワークステーションだ。高いパフォーマンスとMIL-SPECテストをクリアしたThinkPadシリーズとして定評ある堅牢性を誇る。同日より販売開始する。
ThinkPad P50は、15.6型UHD(3840×2160)IPS液晶または15.6型FHD(1920×1080)IPS液晶を搭載する。重さは約2.55㎏(P50最小構成)。ダイレクト価格は24万円(税別)から。ThinkPad P70は、17.3型UHD(3840×2160)IPS液晶または17.3型FHD(1920×1080)IPS液晶を搭載する。重さは約3.43㎏(最小構成時)。ダイレクト価格は、28万5000円(税別)から。
いずれも最新のMaxwellアーキテクチャを採用したNVIDIA Quadro GPUでグラフィック機能を強化し、最大64GバイトのDDR4 ECCメモリとNVMe SSDが選択可能。インテル Thunderboltを3ポートを装備する。
CPUおよびGPUの発熱状況を検知、2つのファンの風力コントロールとレノボ独自の構造設計で、最適な熱制御を実現したFLEX Performance Coolingシステムにより、長時間の使用でも静音性が高く安定したパフォーマンスを得られるとしている。
プロフェッショナル向けモバイルワークステーションとしてISV認証を取得、4K UHD(3840×2160)ディスプレイとX-Rite Pantone カラーキャリブレーターにより正確なカラーマネジメントを実現。上位モデルP70では4Kの17インチディスプレイを提供するなど、グラフィックデザインや写真・映像編集、製造/建築系のCADやCAEなどのプロフェッショナルユーザの求める性能を備える。
ThinkCentre Mシリーズは、手のひらサイズのデスクトップPCとして「ThinkCentre M900 Tiny」「ThinkCentre M600 Tiny」、幅約88ミリのスモールサイズとして「ThinkCentre M900 Small」、モニタ一体型オールインワンPC「ThinkCentre M900z All-In-One」「ThinkCentre M800z All-In-One」の5モデルがラインアップする。11月下旬より販売開始予定だ。
ダイレクト価格は税別で、ThinkCentre M900 Tinyが12万1000円~、ThinkCentre M600 Tinyは6万2000円~、ThinkCentre M900 Smallは12万4000円~、ThinkCentre M900z All-In-Oneは16万8000円~、ThinkCentre M800z All-In-Oneは13万6000円~。
いずれも最新の第6世代インテル Core iプロセッサとWindows 10を搭載。一部の製品にはDDR4メモリおよびM.2コネクタなど新テクノロジを採用し、従来のモデルと比較して大幅にパフォーマンスが向上している。
また、Tiny筐体全シリーズ、およびM900z All-In-Oneでは米国のMIL-SPECテスト基準をクリア。M900 Small, Tinyシリーズで新たに採用した “防塵フィルター”は、塵やほこりなどの侵入を防ぎ、システムの安定性が向上、長期的な使用をサポートする。
M900シリーズ、M900z All-In-Oneでは構成により、最新のインテル vProTMテクノロジに対応。TCO削減と運用管理効率の向上を支援するとしている。
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