公式スペックによると、Magic Leapの視野(FOV)は、アスペクト比が4対3で、上下40度、左右30度、対角50度ほどしかない。
また、ARでは、ゴーグルをつけていてもユーザーの周囲にあるものすべてが目に入るため、これが視界の狭さを感じさせる一因になっている。
Magic Leapではこの視野の狭さをカバーしようと、AR機能が有効となるエリアを奥行きのある視錐台(ピラミッドの先端を切り取ったような形をした空間)として捉え、この空間内で奥にある物体ほど大きめに見える点を強調している。
同梱のコントローラは片手で操作することを想定している。背面にはトリガーボタン、前面にはショルダーボタンが付属する。また、12基のマルチカラーLEDライトに囲まれた円形のトラックパッドがあり、アプリ内でクリックする箇所を示してくれる。さらにその下にはホームボタンがある。このコントローラは、デスクトップPC向けのVRコントローラと同じく、「6自由度」(6DOF)のトラッキングをサポートする。15WのUSB-C充電器が付属しており、1回の充電で7.5時間の利用が可能となっている。
Magic Leap One のヘッドセットのバッテリ駆動時間は最大3時間。Lightpackと呼ばれるクリップ式PCはリチウムイオン電池を内蔵しており、45WのUSB-C充電器で充電できる。
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