発売時に利用可能なアプリ
Magic Leapによると、発売時には以下のソフトウェアがプリインストールされている。
- 「Magic Leap World」(Magic Leapのアプリストア向けアプリ)
- 「Dr. Grordbort's Invaders」プレビュー版(アイコンを見る限り、Weta Workshopからロボットシューティングゲームが近く登場するものと推察される)
- 「Helio」(Magic Leap One向けのウェブブラウザで、3Dコンテンツに対応。米CNETではデモの際に、短時間ながらこのブラウザで「Wayfair」とNY TimesのARを試用した)
- 「Social Suite」(アバター制作と共有空間サポートのためのツールキット。米CNETではアバター2人によるチャットを試した)
- 「Screens」(部屋の中に同時に複数のディスプレイを登場させてメディアを閲覧するツール)
- 「Create」(Magic Leap Studioによるペインティングとアートのツール。米CNETではこのデモを試した)
- 「Tonandi」(アイスランドのバンドSigur Rosの音楽ARアプリ。これも米CNETは試した)

音楽ARアプリ「Tonandi」
提供:Magic Leap
ほかにMagic Leap Worldで次のようなアプリが用意されている。
- 「Abductor」(「メッシュ化」とも呼ばれる部屋のスキャンや、空間コンピューティングのアイデア探索を支援する、Magic Leap向けのクリエーター用ツール)
- 「NBA Preview App」(米CNETはプレビュー版を試した。NBAが今後AR分野で探求したいことの方向性を示す、プロトタイプ的なアプリと言える)
Magic Leapはまた「Creator Portal」という開発者ハブを設け、開発ソフトウェア「Magic Kit」など、さらにいくつかのツールをここで提供する予定だ。
深度の異なる複数のオブジェクトに焦点を合わせられる(VRにない利点)
ライトフィールドディスプレイは可変焦点に対応しているが、筆者が試したデモではこの点は強調されているようには見えなかった。Magic Leapは「デジタルな物体が近くにあっても遠くにあっても、ユーザーの目は実際の物体の場合と同じように焦点を合わせることができる」と回答した。
Magic Leap Oneは視線を追跡できるが、常に利用するわけではない
「ただし個々のアプリでは、強力なインプット手段として視線を利用することを選択できる」とMagic Leapは説明した。
ヘッドセットの深度センサは「腕の長さ」から3~5m程度
Magic Leap Oneの空間スキャニングおよびメッシュ化技術は、約36cm先からおよそ3~5m先まで対応する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。