Gunosyは7月12日、AnyPayと共同でブロックチェーン関連事業を⾏う合弁会社「LayerX」の設⽴で合意したと発表した。
同社は、キュレーションアプリ「グノシー」などを提供。こうしたサービスで培った機械学習技術を生かし、ブロックチェーン技術研究を実施。2018年5⽉には、ツクルバと不動産領域への活⽤に向けた共同研究も開始している。また、AnyPayでは、割り勘アプリ「paymo」などのFinTechサービスの展開や投資事業、ICOのコンサルティング事業へ参⼊。すでに数社のICO実施をサポートしている。
成長が見込めるブロックチェーン市場だが、それに関する情報や技術者が不⾜しているなど課題もあり、両社のブロックチェーンに関する知⾒を生かすべく、LayerXを設⽴したとしている。同社では、ブロックチェーン技術に特化したコンサルティング・開発、⾃社サービスの開発・運営、トークンの設計コンサルティング・開発、ハッキングを防ぐコード監査、技術サロンの運営など、トークン事業、仮想通貨マイニング事業などの展開を見込んでいるという。
LayerXの代表取締役社長には、Gunosy代表取締役の福島良典氏、代表取締役副社長にはAnyPay取締役の⽇向諒氏が就任する。資本金は5000万円、GunosyとAnyPayがそれぞれ50%ずつ出資する。
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