Appleウォッチャーとして著名なアナリストMing-Chi Kuo氏(以前はKGI Securitiesに勤務していたが、4月にTF International Securitiesに移籍)によると、Appleは2018年に、低価格版の「iPhone」を複数の新色展開で発売する準備を整えているという。
9to5Macが確認した同氏のレポートによると、この新型iPhoneは、6.1インチの液晶ディスプレイを搭載し、現行の「iPhone X」と似た外観で、価格は700ドル(約7万4000円)程度から。「グレー、ホワイト、ブルー、レッド、オレンジ」のカラーで提供されるという。
カラー展開については疑問も浮上している。ホワイトとグレーは、現行のシルバーとスペースグレーと同じなのだろうか。レッドというのは、(PRODUCT)RED版になるのか。Kuo氏はこれについて明らかにしていない。
700ドルにするために、デュアルカメラやステンレススチール製のフレームといった高級仕様が取り除かれる見込みだという。
このiPhoneとともに、6.5インチの有機ELディスプレイを搭載する「iPhone X Plus」が現行のiPhone Xと同程度の価格で登場する可能性があるという。また、5.8インチのiPhone Xのアップデート版がやや価格を抑えて発表される見通しだという。
Kuo氏のレポートからのもう1つの興味深い情報は、6.1インチの液晶画面を搭載する低価格版のiPhoneが発売後、販売台数の55%を占めると同氏が予測していることだ。2019年を通してその割合はさらに増加する見込みだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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