Facebookは、主力アプリの「ストーリー」機能をより多くの人に利用してもらおうとしている。
同社は米国時間6月27日、24時間後に自動で消える一連の写真や動画を投稿できるストーリー機能に、複数の新機能を追加することを明らかにした。
これにより、ストーリーに返信する際、その返信に別の人を追加でき、同社のチャットアプリ「Messenger」に新しいグループスレッドが作成される。ストーリーから離れることなく、ストーリーへのMessengerによる返信を見ることもできる。
Facebookはさらに、ステッカーや「リアクション」で返信できる機能も追加する。リアクションとは、Facebook上でよく目にする「いいね!」「超いいね!」「悲しいね」などのボタンのことだ。
Facebookは、競合のSnapchatに倣ってストーリー形式をすべての自社アプリに追加した。つまり、Instagram、WhatsApp、Messenger、Facebookだ。InstagramとWhatsAppのストーリー機能は人気が高く、それぞれ3億人と4億5000万人のデイリーユーザーがいる(これに対し、Snapchatのユーザー数は全体で1億9100万人だ)。
それに比べると、Facebookのストーリー機能は見劣りがする。同社は5月、この機能のユーザー数が1億5000万人であることを明らかにした。その際、同社はストーリー上の広告のテストを米国、メキシコ、ブラジルで開始するとしていた。これらの広告は、スキップ可能な5〜15秒の動画広告だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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