Appleは、「iOS 12」の初めてのパブリックベータ版をリリースしたのに続いて、「macOS」の次期バージョンである「Mojave」についても、同様にパブリックベータ版をリリースした。
macOS Mojaveの初のパブリックベータ版が公開されたことで、開発者以外を含むすべてのユーザーに、2018年秋に予定されている正式版リリースを前に、同ソフトウェアをテストする機会が初めて与えられた。パブリックベータ版を今すぐ試したいユーザーはまず、Appleのベータテストプログラムに登録する必要がある。また、このパブリックベータ版には多数のバグが潜んでいる可能性があるので、必ずメインで使用している端末ではなく予備の端末で実行してほしい。
macOS Mojaveには、システム全体に適用される「ダークモード」、刷新された「Mac App Store」、「ダイナミックデスクトップ」の壁紙、改良された「Finder」ウィンドウ、「スタック」などが含まれている。Appleの「News」「株価」「ホーム」「ボイスメモ」の各アプリも、macOS Mojaveに伴ってすべて「Mac」に追加される。Mac上で「Siri」を使用して「HomeKit」対応製品を制御することさえ可能だ。「FaceTime」では最大32人で通話できるようになる。変更点はAppleのウェブサイトで公開されている。
Mojaveは、2012年中盤以降に製造されたほとんどのMacに対応する。「Mac Pro」については、Metal対応GPUを搭載した2010年および2012年モデルにも対応している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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