スペースマーケットと岐阜県関市、民泊による産業観光の受け皿を構築

 スペースマーケットは6月14日、岐阜県関市と包括連携協定を締結し、民泊を活用した産業観光の受け皿を構築すると発表した。

 スペースマーケットは、スペースの時間単位での貸し借りや宿泊のプラットフォームを運営する会社。シェアリングエコノミーの安心安全の基準である、シェアリングエコノミー認証制度の第1号認定を受けている。

 一方の岐阜県関市は、鎌倉時代に刀鍛冶が誕生して以来、ドイツのゾーリンゲン、イギリスのシェフィールドと並ぶ、世界三大刃物産地として知られており、奈良時代から行われてきたという「小瀬鵜飼」も、観光資源として有している。

 関市長の尾関健治氏は「岐阜県関市は、日本刀鍛錬、小瀬鵜飼と日本一の刃物産地などのポテンシャルが高い観光資源を有している。スペースマーケットとの連携協定により、民泊・体験型観光が促進され、外国人インバウンド対策や国内旅行者の誘致が一層推進されることを期待している。また、本協定を契機として、公共と民間の遊休資産・既存施設の利活用を促すことで、新たな経済需要の創出と地域内経済の好循環を図りたい」とコメントしている。

 今回、6月15日の民泊新法(住宅宿泊事業法)の施行により、合法で民泊を展開できることになったことを受け、スペースマーケットは岐阜県関市と包括連携協定を締結。民泊を関市の観光産業のインフラとして活用していく考えだ。

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