Microsoftは次世代の「Xbox」ゲーム機を開発中であることを明らかにした。米国時間6月10日、ロサンゼルスで開催された「Xbox E3 2018 Briefing」で、同社のゲーミング事業を統括するPhil Spencer氏は「当社のハードウェアチームは、次のXboxゲーム機の構築に本格的に取り組んでいる」と述べた。
ビデオゲーム機を構築するのには、多額のコストと何年もの研究開発が必要だ。チップとソフトウェアを搭載し、管理が困難なデバイスを設計することは、大きな賭けでもある。ゲームメーカーがそのデバイス向けに次のタイトルを開発することを躊躇する可能性もある。
ゲームストリーミングは、ユーザーの所有するデバイスに関係なく同じように機能する。これは、Electronic Arts(EA)のようなゲームメーカーが魅力に感じていることの1つである。EAは、ユーザーがNetflixを視聴するのと同じような感覚でゲームをプレイできる新しいクラウドゲーミングサービスを披露した。EAは数年以内にそのサービスを公開する可能性が高い。
ほかの主要ゲーム企業の最高経営責任者(CEO)らもストリーミングの未来に向けて準備を進めていることを明かし始めている。
また、Microsoftは新ゲームスタジオ「The Initiative」をカリフォルニア州サンタモニカに設立することも発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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