トークセッションでは、日本スポーツ協会公認スポーツドクターである産婦人科専門医の高尾美穂氏と、睡眠コンサルタントの友野なお氏が、専門家の立場から、女性が生理周期を記録し、自分自身のコンディションを把握することの重要性を説いた。
高尾氏は「婦人科医としては、困っていることに気づいて欲しい。専門家に相談して欲しい。そのとき記録をもって来て欲しい。それは婦人科医の願い」だという。そのために女性のための健康管理機能を備えたVersaには非常に可能性を感じているようだ。
友野氏は「日本人は世界で2番目に寝ていない」と警鐘を鳴らす。また、女性特有の周期は、睡眠に強く影響を及ぼしていると説明。「これだけで勝手に記録してくれるのがいい。スマホを使わなくいいということは、寝るタイミングでブルーライトを見ずに済むことでもある」と、Versaの利便性と、睡眠の専門家としてその睡眠トラッキング性能の精度の高さを評価した。
第二部では実際にVersaを使った体験会が開催された。呼吸法の専門家としての顔もあるサキソフォニストの宮浦清氏は、「IT時代になって生活環境が大きく変わったことで、呼吸が浅くなった」として、呼吸力が上がるとQOL(生命力)が上がると説明。
フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏は、食後に早く血糖値を下げられるという下肢を使った10分間のエクササイズを伝授。筋肉を効率よく動かすことで、糖尿病や肥満の予防につながるとした。
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