Googleは6月5日、Googleアシスタントをアップデートし、ファミリー向け機能を拡充したと発表した。「ハローキティ」や「シナモロール」などのキャラクターとの会話を楽しんだり、英会話の学習ができる。
新たに提供されるコンテンツは、ハローキティなどキャラクターと会話ができる「ハローキティトーク」、「シナモロールトーク」や、「にほんごであそぼ」、「ディズニーマジカルえほん」などの10種類。Googleアシスタントに対応したスマートデバイスやGoogle Homeに「OK Google、ハローキティと話したい」などと呼びかけることで、コンテンツを楽しめる。
同社はあわせて、Google Playで購入したオーディオブックを、Google Homeで再生できる新機能も発表した。「OK Google、オーディオブックを読む」などと話しかけることで再生ができ、家族で楽しめるようになるという。
Googleでは、2017年5月にAndroid端末でGoogleアシスタントの提供をスタート。10月には日本でGoogle Homeの販売を開始した。日本国内でのGoogleアシスタントの利用数は、サービス提供当初の5倍以上を達成しているという。これら音声認識デバイスの認知拡大について、グーグル 製品開発本部長 徳生裕人氏は、「子供や高齢者など、これまでコンピュータを使うことがなかった年齢層でもGoogle Homeが利用されている」とコメント。この現状を踏まえて今回、家族で楽しめるコンテンツの提供を開始したという。
徳生氏は、「家族全員で楽しんでいただけるGoogle Home」を目指し、機能の拡充や、外部デベロッパー向けツールの改良を続けていくとした。
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