Googleは、料理レシピ情報の検索性を高めると同時に、料理の際にもスマートスピーカ「Google Home」の音声アシスタント機能をより活用してもらう目的で、料理レシピ投稿のガイドラインを更新した。
Google Homeなどに搭載されている仮想アシスタント「Google Assistant」には、料理作りの手順を音声で説明してくれる機能がある。Googleは、こうしたレシピを見つけやすくするとともに、有用なサービスとするため、レシピ登録用の構造化データに関する規定を改めた。
具体的には、そのレシピで作る料理に関して、ディナーやデザート、前菜といった「カテゴリー(Category)」情報、地中海風やアメリカ風、広東風といった「料理法(Cuisine)」に加え、夏やハロウィン、結婚式、誕生日、短時間、低予算といった「キーワード(Keywords)」というプロパティを設定するよう求めている。さらに、料理を作る際のビデオも投稿してほしいとした。また、手順を分かりやすくするためのプロパティ「recipeInstructions」「HowToStep」「HowToSection」も設けている。
そのほかには、「recipeIngredient」「recipeInstructions」というプロパティが重要だ。Google HomeのGoogle Assistantで該当レシピを使えるようにするには、両プロパティを設定しておく必要がある。設定していないと、Google検索では見つけられるが、Google Assistant非対応になるそうだ。
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