「Apple TV 4K」が「Dolby Atmos」に対応--「tvOS 12」で今秋から

David Katzmaier (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 高橋朋子 (ガリレオ)2018年06月05日 11時47分

 最新のサウンドテクノロジが、ハイエンド製品として評価の高いAppleのストリーミングTVボックス「Apple TV 4K」でついに利用できるようになる。

 今秋の「tvOS 12」リリースの一環として、Apple TV 4Kはオブジェクトベースのサラウンドフォーマット「Dolby Atmos」に対応すると、Appleが米国時間6月4日に年次開発者会議「WWDC 2018」で発表した。これにより、「iTunes」のコンテンツを同技術で楽しめるようになる。

 iTunesはAtmos対応作品を世界で最も多く揃えたライブラリになるとAppleは述べている。また、ユーザーが購入済みの作品がAtmos対応となった場合は、無料でアップグレードされるという。

提供:Sarah Tew/CNET
提供:Sarah Tew/CNET

 Apple TV 4Kは、ハイダイナミックレンジ(HDR)フォーマットの「Dolby Vision」をリリース当初からサポートしているため、これでDolby Laboratoriesの家庭用ハイエンドAVフォーマット2種類をサポートする唯一のメディアストリーミングデバイスとなる。

 Apple TV 4KはDolby Atmosのサポートに関しては出遅れていた。「Roku」は「VUDU」アプリで1年以上前からAtmosに対応、そのほか「Xbox One」やNVIDIAの「SHIELD TV」などいくつかのデバイスもすでにサポート済みだ。Xbox OneとLG製スマートテレビは「Netflix」アプリでもAtmosをサポートしている。

 Appleは現在、NetflixとVUDUの両アプリで4K HDRとDolby Visionをサポートしているが、両アプリでAtmosもサポートするかどうかは明らかにしていない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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