「Alexa」ユーザーが選べるサードパーティー製スキルは4万以上あるが、開発者は作成したスキルがユーザーの目に触れる機会を増やすために、ちょっとした支援を受けられるかもしれない。Amazonは、新しいインターフェースという形でそうした支援を提供する。開発者はこのインターフェースを通じて、自分の作ったスキルがどのようなリクエストに対応できるかを説明できる。
Amazonは以前から、スキルの名前が分からなくても、リクエストに対応する特定のAlexaスキルをユーザーが見つけられるよう支援するため、機械学習を利用していると説明していた。そして今、開発者が新たな「CanFulfillIntentRequest」インターフェースに情報を入力して、そうした機械学習モデルを強化できるようになった。
たとえば、ユーザーが「Alexa、今日サンタバーバラの近くで最高のサーフィンスポットはどこ?」と尋ねると、AlexaはCanFulfillIntentRequestを利用して、サーフィンに関連するスキルに対し、リクエストを理解して対応可能かどうかを問い合わせる。次に結果の中から、カリフォルニアのビーチに関するデータベースを持つスキルを選び出す。
Amazonは4月、Alexaとのやりとりをより自然で柔軟なものにする計画の一環として、ユーザーが新しいスキルを見つけやすくしてゆくと述べていた。
Mary Meeker氏の年次レポート「Internet Trends」に書かれた通りなら、Alexaのスキルの数は今後飛躍的に伸びるはずだ。Echoの設置台数も、2017年第3四半期の2000万台から第4四半期には3000万台に増加した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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