声優やアナウンサーなど、声を使うことが主な仕事ではなくても、ビジネスパーソンならば、声が良い方がいい場面はたくさんある。日常的に行われるプレゼンテーションの場は言わずもがな、製品やサービスの発表会で司会を任されたり、展示会で流す説明文の録音を頼まれるなどということも考えられる。ただ、良い声というのは、単に滑舌良く話せば良いというわけではないようだ。
本書の半分以上は、滑舌以前の、口内の根本的な問題の指摘とその治療法に割かれている。長年付き合っている自分の身体とはいえ、口の中のソレが問題だとは、微塵も思わなかったということもあるだろう。ただ舌がよく動かなくて滑舌が悪いだけだと思っていたら、手術まで必要な状態だったということもある。一度、本書を見ながら自分の口の中を点検してみるといい。
根本的な問題が治ったら、あるいは訓練だけで大丈夫そうなら、正しく話せるようになるために、舌や唇のトレーニングに取り組む。大げさな道具は必要なく、日常的にある道具で取り組めるので助かる。舌の力を取り戻して、はきはきと伝わりやすい声を手に入れるためなら、トレーニングも苦にならないだろう。
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