動画ストリーミングサービスを提供するVevoが、モバイルアプリと消費者向けストリーミングサイトを今後数週間で終了する。これにより、同社の膨大な量の公式な音楽動画を人々が視聴するにあたり、YouTubeがますます中心的になる。
Vevoはオンライン音楽動画の配信元として人気を集めているが、ほとんどの人は、YouTube上にある30万以上の公式音楽動画の隅に表示されるウォーターマーク(透かし)で同社を知る程度だろう。Vevoの動画視聴の大部分はYouTubeによるものであり、同社は独自サービスを成長させるのに何年も苦戦してきた。
Vevoは米国時間5月24日のブログで、同社が所有し運営するプラットフォームの「要素を段階的になくす」と述べた。同社が所有し運営するプラットフォームとは、主にモバイルアプリと、「Roku」や「Apple TV」などのメディアストリーミング端末向けアプリのことだ。同社の広報担当者はこれについて、モバイルアプリとVevoの消費者向けウェブサイトを今後数週間かけて終了するが、一部のテレビ向けアプリのサポートは継続し、テレビに関する他の選択肢を検討すると語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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