YouTubeがまもなく、VEVOに出資するかもしれないという新しい報道が浮上している。
Googleの動画サイトであるYouTubeは、Universal MusicとSony Music Entertainmentが合弁事業として設立した音楽動画サイトであるVEVOに、音楽動画の確保を目的として5000万ドルを出資する可能性があるという。Bloombergが米国時間2月6日、この交渉に詳しい情報筋の話として報じた。5000万ドルの見返りとしてYouTubeが取得するVEVO株式は10%未満であるという。つまり、VEVOの評価額は5億ドル以上ということになる。
おそらくGoogleにとってより重要な点は、この取引によってVEVOの音楽動画がYouTubeにとどまることも保証されることであるとBloombergは記している。
VEVOが資金調達を模索しており、Googleが出資を申し出る可能性があるといううわさは何カ月も前から流れていた。例えば、2012年5月には、GoogleがVEVOの評価額を10億ドルとする同社株式の取得を検討しているとNew York Postが報じた。当時はFacebookも、VEVO株式の取得を狙っている可能性があると考えられていた。
YouTubeがVEVOに出資するといううわさは、All Things Digitalによる2013年1月の報道によって再燃していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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