「MacBook」と「MacBook Pro」での「バタフライスイッチキーボード」の採用をめぐって、Appleに対する新たな集団代表訴訟が提起された。原告側は、Appleが2015年に発表したバタフライキーボードに不具合があると主張している。
今回の集団代表訴訟は、バタフライキーボードをめぐって提起された2件目の訴訟である。不具合があるとされるバタフライキーボードに関しては、最初の訴訟が提起される前から、ブログ記事、ツイート、サポートフォーラムのコメントで苦情が寄せられ、Change.orgでリコールを求める署名運動が行われたほか、風刺的な楽曲や動画まで登場していた。
Appleにコメントを求めたが、回答は得られていない。
今回の新しい訴訟は米国時間5月22日、カリフォルニア州北部地区米連邦地方裁判所に提起された。訴状によると、バタフライスイッチは壊れやすく、「キーボードの破損のリスクを冒さずに取り外すことができない」ので、Appleの保証が無効になる可能性があるという。このキーボードの設計はホコリなどの粒子の侵入を概ね防いでくれるが、訴状によると、何かが「キーの下に入り込んだら、バタフライスイッチが機能しなくなる」という。
訴状によると、Appleは本体を75度の角度で持ち、圧縮空気のスプレーを使ってキーを掃除することを勧めているが、この解決策は効果的でないと原告側は主張している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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