KDDIは5月14日、2018年夏モデルとなる新製品を発表した。スマートフォン6機種、フィーチャーフォン1機種の全7機種となる。高精細な写真や動画を撮影できるデュアルカメラ(2眼)端末を充実させたほか、一部端末を除き受信時最大958Mbpsの高速データ通信に対応。また、5月9日から大手3キャリアが提供を開始した、携帯電話番号だけでメッセージをやりとりできるサービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」をプリインストールしている。
夏モデルの新たなスマートフォンは、ソニーモバイルコミュニケーションズ製「Xperia XZ2」「Xperia XZ2 Premium」、シャープ製「AQUOS R2」、サムスン電子製「Galaxy S9」「Galaxy S9+」、ファーウェイ・テクノロジーズ製「HUAWEI P20 lite」の6機種。フィーチャーフォンは、京セラ製「かんたんケータイ」の1機種。
Xperia XZ2は、シリーズ初の18:9の縦長ディスプレイを採用した約5.7インチのスマートフォン。4K HDR動画撮影を世界で初めて(同社調べ)実現したほか、約1900万画素のカメラには笑顔や動きを先読みして撮影できる機能や、1秒間に最大10枚の連写ができる機能を備えた。音やゲームのアクションにあわせて振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」を搭載したほか、前機種(XZ1)と比べてフロントステレオスピーカの音量が20%上がった。5月下旬に発売予定。
Xperia XZ2 Premiumは、暗所でも明るく撮影できる高感度デュアルカメラ(約1900万+約1200万画素)を搭載した、約5.8インチのスマートフォン。最高ISO51200の静止画、最高ISO12800のビデオ撮影を実現するほか、XZ2と同様に4K HDR動画撮影を実現した。また、XZ2に比べてサブカメラの画素数や電池容量、RAMなどが増えている。ダイナミックバイブレーションシステムを搭載するほか、セルフィーで3D撮影して3Dフィギュアを作れる機能なども備えた。8月中旬に発売予定。
AQUOS R2は、動画撮影専用の超広角カメラを追加したデュアルカメラ(静止画で約2200万+動画で約1600万画素)を搭載した、約6.0インチのスマートフォン。動画と静止画を同時に撮影できるほか、ビデオ撮影中にAIが自動で最高の瞬間を写真に残してくれる「AIライブシャッター」機能も備える。6インチの大画面19:9 WQHD+ディスプレイで高精細な映像を楽しめるほか、世界で初めてHDRフォーマット「Dolby Vision」と3Dサウンド技術「Dolby atmos」に両対応した。6月上旬に発売予定。
Galaxy S9は、au史上最も明るいレンズ「F値1.5」の約1200万画素カメラを備える、約5.8インチのスマートフォン。綺麗でハイコントラストな画質を実現するHDR10フォーマット対応のコンテンツ再生に対応。AKG監修のステレオスピーカーによって、前機種(S8)と比べて音量が1.4倍になったほか、Dolbyコンテンツにも対応した。1秒間に960フレームのスーパースローモーション撮影も可能。5月18日に発売予定。
Galaxy S9+は、デュアルカメラ(約1200万+約1200万画素)を搭載した、約6.2インチのスマートフォン。夏モデルで最も画面サイズが大きいモデルだ。メインカメラと広角レンズカメラの両方で光学式手ブレ補正を実現し、暗い場所でもシャープに鮮明なクローズアップ写真と広角写真が撮れる。撮影時に背景のボカシにエフェクトをかけられる「ライブフォーカス」機能も搭載した。そのほか、S9と同様にF値1.5のレンズを採用しているほか、HDRビデオ再生やスーパースローモーション撮影も可能。5月18日に発売予定。
HUAWEI P20 liteは、ワイドな画面にデュアルカメラを搭載した約5.84インチのスマートフォン。ダブルレンズ(約1600万+約200万画素)によって一眼レフのようなボケ味を表現するほか、サブカメラにも約1600万画素の高性能カメラを搭載する。大容量の64GバイトのROM、4GバイトのRAMを搭載するため、多くの写真や動画も保存できる。6上旬に発売予定。
かんたんケータイは、夏モデル唯一のフィーチャーフォン。付属の卓上ホルダにケータイを置くと、スピーカーフォンとして大音量で通話ができるほか、卓上ホルダが着信も知らせてくれるので、マナーモードを解除し忘れても安心だ。通話終了後にその内容を振り返れる「あとから録音」などの機能も備えた。7月下旬に発売予定。
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