リクルートHD、米国オンライン求人サービスのGlassdoorを12億ドルで買収

 リクルートホールディングスは5月9日、求人情報検索サイト「glassdoor.com」を運営する米国のGlassdoor(グラスドア)の発行済全株式を、同社が設立する買収目的子会社を通じ12億米ドルで取得する旨の最終契約書を締結したと発表した。

 Glassdoorは2007年に米国カリフォルニアで創業。求人企業に関するレビュー(口コミ)や給与情報などに関するオンラインデータベースを求職者に提供することにより、求人企業の透明性を高めたことで知られている。

 リクルートホールディングスは、求人検索サイトのIndeedを2012年に子会社化。中期的に米国やグローバル市場において、Indeedの既存事業の拡大とM&Aを通じHRテクノロジー事業を積極的に拡大する戦略を掲げている。Glassdoor株式取得はこの成長戦略に沿ったものとし、GlassdoorとIndeedの協働によりさらなるなる成長を実現する事業機会を創出し、オンラインHR領域におけるポジションを確固たるものにするとしている。

 株式取得実行日は2019年3月期第2四半期中(2018年7月1日より9月30日までの期間)を予定。取引以降はリクルートホールディングスのHRテクノロジーセグメント傘下として、引き続き現CEOのRobert Hohman氏の指揮のもとで運営されるという。

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