Googleは米国時間5月8日、「Google News」をアップデートし、ユーザーがパーソナライズされた記事や信頼できるソースを見つけるのを支援する人工知能(AI)を追加した。
News製品の開発に取り組むエンジニアのTrystan Upstill氏が開発者会議「Google I/O」で述べたところによると、Google Newsの新バージョンはAIを使って、ウェブ上の膨大な量の記事や動画、ポッドキャスト、コメントをスキャンし、ユーザーの関心に基づいてそれらを編集するという。ユーザーが自分の好みをアプリに伝える作業は不要で、使っているうちに、アプリがユーザーの興味を学習してくれるという。
8日より、Googleの「Android」とAppleの「iOS」、ウェブで新サービスの提供が開始される。来週までに、127カ国で新サービスを利用できるようになる見通しだ。
アップデートされたアプリには、「full coverage」(フルカバレッジ)と呼ばれる機能が含まれる。この機能は、特定のニュースに関連するツイートやタイムライン、ファクトチェック、分析、追加のコンテンツをまとめて、より多様な視点を提供する。このセクションはパーソナライズされず、すべてのユーザーに同じ情報が表示される。
ニューススタンドセクションは「Subscribe with Google」の力を借りて、発行元をフォローしたり、購読したりできる機能をユーザーに提供する。Subscribe with Googleは数週間以内に提供開始予定の新機能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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