Microsoft Build

「HoloLens」で3Dレイアウト設計、見たものを共有するビデオ会議も--MSの新アプリ

Dan Ackerman (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年05月08日 08時23分

 Microsoftは米国時間5月7日、複合現実(MR)ヘッドセット「HoloLens」向けの新しいアプリをBuild 2018で発表した。HololensやVRはBuild 2018の主要テーマではないが、新しく発表された2つのアプリは、産業やビジネスの環境におけるARとVRの可能性を示している。


提供:Microsoft

 「Microsoft Layout」は、職場のレイアウトを3Dで設計するためのプログラムだ。デスクトップインターフェースを使用するか、あるいはMRヘッドセットの中で、家具や備品を追加することができる。できるだけ現実に近い環境で試す準備ができたら、HoloLensを装着することにより、実際に配置する予定の空間で、設計したレイアウトを確認することができる。

 HoloLensを利用する場合、物体の移動や回転のほか、実在の備品と仮想的な備品の間のスペースを測定することも可能だ。

 2つ目の新しいプログラム「Remote Assist」は、ARのビデオ会議を可能にするものだ。例えば、別のオフィスにいる同僚とつないで、自分の視点からのPOV映像を配信することができる。発信者が矢印を描いたり重要な項目に丸をつけたりしてライブ画像に注釈を入れると、参加者全員がそれを見ることができる。

 Microsoft LayoutとRemote Assistは、5月22日から期間限定で無料でプレビュー公開される予定だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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