Facebookのデータを不正流用していたとされる英国の政治コンサルティング会社Cambridge Analyticaが、現地時間5月2日をもって廃業すると発表した。米国と英国で破産手続きに入るという。
同社はプレスリリースの中で、「メディアの報道で厳しく攻撃されたことにより、事実上全ての顧客とサプライヤーを失った。その結果、事業を継続することはもはや不可能だと判断するに至った。Cambridge Analyticaには破産申請する以外の現実的な選択肢は残されていない」としている。同社はこれまで、不正行為を否定してきた。
Cambridge Analyticaと親会社のSCL Groupはいずれもコメントの依頼にすぐには応じなかった。
Facebookの広報担当者は「このことによって、何が起きたのかを正確に把握し、2度と起こらないようにすることに対する当社の責任と決意が変わることはない。当社は関連当局と協力して調査を継続していく」とコメントした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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