Googleは「G Suite」の電子メール機能「Gmail」を大幅に刷新し、セキュリティ、コラボレーション、人工知能(AI)の面で改良を加えた。
G Suiteのコラボレーション機能を強化するとともに、企業のセキュリティニーズに対応することが、その目的だ。またこの刷新によって、さまざまなG Suiteアプリとの統合性も高まる。
Googleによると、「Gmail」の新機能は米国時間4月25日から、G Suiteの「Early Adopter Program」に参加する企業を対象に、管理コンソールで段階的に提供開始されるという。個人用Gmailのユーザーは、右上の「設定」(ギアアイコン)で「新しいGmailをお試し下さい」を選択することによって、これを入手することができる。
コラボレーション、スマートオフィス、生産性を対象とした分野で、G Suiteはますます激化する競争に直面しているため、今回の刷新は注目に値する。「Teams」機能が組み込まれた「Microsoft Office」は明らかな競合製品だが、SlackやAtlassianなどの新興企業もこの分野に参入している。しかし、競合他社が電子メールに代わる通信媒体を導入しようと試みる中、Googleは、Gmailによって強力な基盤を築き上げている。
今回はデザインの改良に加え、主に以下の新機能が追加された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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