デスクトップ版「Gmail」が大幅刷新--メールの有効期限やAI機能など

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2018年04月26日 08時22分

 Googleは「G Suite」の電子メール機能「Gmail」を大幅に刷新し、セキュリティ、コラボレーション、人工知能(AI)の面で改良を加えた。

 G Suiteのコラボレーション機能を強化するとともに、企業のセキュリティニーズに対応することが、その目的だ。またこの刷新によって、さまざまなG Suiteアプリとの統合性も高まる。

 Googleによると、「Gmail」の新機能は米国時間4月25日から、G Suiteの「Early Adopter Program」に参加する企業を対象に、管理コンソールで段階的に提供開始されるという。個人用Gmailのユーザーは、右上の「設定」(ギアアイコン)で「新しいGmailをお試し下さい」を選択することによって、これを入手することができる。

 コラボレーション、スマートオフィス、生産性を対象とした分野で、G Suiteはますます激化する競争に直面しているため、今回の刷新は注目に値する。「Teams」機能が組み込まれた「Microsoft Office」は明らかな競合製品だが、SlackやAtlassianなどの新興企業もこの分野に参入している。しかし、競合他社が電子メールに代わる通信媒体を導入しようと試みる中、Googleは、Gmailによって強力な基盤を築き上げている。

 今回はデザインの改良に加え、主に以下の新機能が追加された。

  • Googleはビジネスメール詐欺(BEC:Business Email Compromise)の脅威に対処するため、3月にフィッシング対策を追加した。今回は情報保護の取り組みとして、電子メールに有効期限を設けたり、送信済みの電子メールを無効にしたりできる「Confidential mode」を追加した。電子メールを見るのにテキストメッセージによる認証を追加することもできるため、送り先のアカウントが乗っ取られていても、データを守ることが可能になるという。

  • Gmail内のセキュリティ警告も刷新され、これまでよりもはっきりと警告を示すようになった。また、メッセージを転送、コピー、ダウンロード、印刷するという選択肢を削除できるようになった。
  • 「Nudging」(返信や対応を促す機能)、「Smart Reply」(スマートリプライ)、高優先度通知などの機能によって、GmailのAI機能が強化されている。高優先度通知は重要なメッセージのみを通知するもの。また、あまり読まれていないメーリングリストの受信停止を提案したりもする。
  • 新しい「ToDoリスト」アプリと連携し、受信ボックスのサイドパネルからアクセスできるようになった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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