Googleの親会社であるAlphabetは米国時間4月23日の取引終了後に、堅調な2018会計年度第1四半期決算(3月31日締め)を発表した。
Alphabetの純利益は94億ドル、トラフィック獲得コスト(TAC)を含む売上高は311億ドル、非GAAPベースの1株あたり利益は13.33ドル だった。アナリストらの平均予測は、売上高が302億9000万ドル、1株あたり利益は9.28ドルだった。
TACを除く純売上高は242億4000万ドルと予測されていた。AlphabetのTACを除く売上高は248億1200万ドルで、その予測をやや上回った。TACはGoogleの広告売上高の24%を占めた。
Googleの売上高は309億9000万ドルで、第1四半期売上高の大部分を占めた。Googleの事業には、エンタープライズクラウド、ソフトウェア、データ管理製品などが含まれる。Googleのその他の部門(今回からスマートサーモスタット事業「Nest」が含まれるようになった)の売上高は43億5000万ドルだった。
「ムーンショット」と呼ばれるAlphabetのOther Bets部門の売上高は、NestをGoogleのハードウェア部門に移したことにより減少した。Other Bets部門は現在、「Waymo」「Fiber」「Verily」、そしてAlphabetのヘルスケア関連の取り組みで構成される。Other Bets部門の第1四半期の売上高は1億5000万ドルで、営業損失はわずかに増加して5億7100万ドルだった。前四半期の同部門の売上高は、Nestを含めて4億900万ドルで、営業損失は9億1600万ドルだった。
Googleの広告クリック1回あたりの利益を表すクリック単価(CPC)は、前年同期比で19%減少し、前期比では7%減少した。総広告売上高は266億4000万ドルだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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